理事長所信
Belief
道

はじめに
昭和40年代からニュータウン開発が行われ、大阪や神戸などのベッドタウンとして大きく発展し、自然豊かで子育ての環境に恵まれたこのまちに私は生まれ育ちました。幼少期、基幹道路の整備が十分に行われておらず、休日、親に連れられて市外へ出向くとき、いつも大規模な渋滞が発生していたことを思い出します。今では縦横に貫く基幹道路の整備が行われ、大阪や神戸、京都へのアクセスも充実し、非常に利便性が高く、住環境が整った住み暮らしやすいまちへと発展しました。
現在の日本社会全体を覆う人口減少や少子高齢化、生産年齢人口の減少やそれに伴う厳しい財政事情といった課題は、私が生まれ育ったこの愛するわがまちにも同様に訪れ、今後、税収減によって行政サービス水準が低下するとともに、生活関連サービスは減少し、地域の活力が低下することが予測されております。
課題と向き合い、川西市と猪名川町を持続可能で魅力あふれるまちにするためには、変革の能動者である私たち青年会議所会員が、十分な知識を身に付け、正しい考え方をもち、物事を多面的に捉えることができる本質思考に基づいて、常に未来を見据えて青年会議所運動を展開する必要があります。
一般社団法人川西青年会議所は、これまで51年という長きに渡って、川西市と猪名川町に明るい豊かな未来をもたらすべく様々な運動を繰り広げてまいりました。私たちは、まちづくりの担い手として力を尽くしてこられた先輩諸兄の強い責任感や誇りを学び、次代へと継承する努力を怠ってはなりません。未来は過去から現代への延長線上にあります。過去から学び、その成功も失敗も自分たちのものとして活かすことによってこそ、明るい豊かな未来を創造することができると考えます。先輩諸兄が歩んでこられた道を辿り、未知なる未来へ道なき道を進み、足跡を残すことこそが私たちの使命と捉えて、常に未来を見据えて邁進し続けます。
まちづくりについて
私たちが住むこのまちは、高度成長期以降、大都市圏の郊外型ニュータウンとして開発が進められ、急激な人口増加を伴いながら今日まで発展してきましたが、近年少子高齢化に伴う、空き家の増加、また地域コミュニティの衰退などが問題視されています。また、多くの地域住民は地域のことに関心はもっているものの、実際に行動に移し、参加できていないのが現状であり、まちづくり活動や地域コミュニティに参加推進につながる運動が必要であると考えます。
我々がこのまちに住まう人々と共に持続可能なまちづくりを考え、行動に移していかなければなりません。まずは我々がまちの現状課題を見出すためにまちの現状と対峙いたします。そして地域に住まう人々が愛郷心を育むために、地域活動に対しての参画意識を向上する運動を行います。地域が一体となり、市内外へ魅力を効果的に発信することで、多くの人が訪れたい、住みたい、住み続けたいと思うまちになるのです。この地に住まう人々の幸せや地域の持続的発展の実現に向け実行していくことが、我々の存在意義であると確信しております。
青少年育成について
豊かな時代を迎えるとともに、核家族化や都市化の進行といった社会やライフスタイルの変容を背景に、家庭や地域の教育力の充実が必要な時代となりました。すべての子どもは家庭のみならず、地域の宝であり、未来の担い手を育成することは、明るい豊かな社会へつながる最も重要な運動の一つです。近年、子育てや教育の問題点として、多様な表現を通じて、大人と子どもや子ども同士が対話し、それによって思考を広げ深める言語活動が不足しています。子ども達が考えを深めたり、新たな考えを見いだしたりしながら、学ぶことの楽しさや意義が実感できるよう、さらなる取り組みの充実が必要であります。また、将来の夢がもてない子どもたちが多いともいわれます。それは現代社会につかれた大人たちの状況を見た子どもたちが夢を語れない状況に追い込んでいると考えます。様々な角度から刺激を受けて成長する子どもたちの明るい未来につながるとは言えません。私は、チャレンジ精神があれば、夢をもつことにつながる道であると考えます。
まずは子どもたちが新たな考えを見出し、物事に対し取り組む楽しさを実感できるために、親子が向き合い挑戦する機会を提供いたします。そして子どもたちの挑戦する心を醸成するために、フレンドシップを開催いたします。初めての経験に挑戦した先には、成功や失敗があり、やり遂げたときの達成感は自らに自信をもたらし、成長させてくれる大切な経験であると考えます。次世代を担う子どもたちに夢や希望をもってもらうことで、このまちの持続可能な社会の創り手となり、明るい未来に繋がっていくのです。
会員拡大について
全国的に会員数の減少が続いている中、近年の川西青年会議所の会員数は、微増傾向にありますが、このまちの明るい豊かな社会の実現を考えると、会員拡大に気を緩めてはなりません。会員拡大は青年会議所運動の一つです。そして、数は力なりという言葉の通りで、より多くの課題を解決していくためには、多くの若きリーダーが必要です。
まずは、会員の拡大意識を醸成するために、拡大運動をサイクル化し、拡大につなげます。そして、より多くの若きリーダーたちに川西青年会議所を認知して頂くために、定期的に我々の運動を若きリーダー立ちへ発信し、33%拡大へつなげます。
我々が地域のリーダーとして活躍し、笑顔があふれる会員拡大をすることで、このまちの新しいリーダーを育成し、地域で運動することで、持続可能なまちづくりにつながると私は確信しております。
会員研修について
青年会議所に入会した新入会員の目的は自己成長のため、社業の発展のためと様々であり、青年会議所運動の根幹ともいえる、明るい豊かな社会の実現へ向けての運動を目的とし、入会してくる会員ばかりではないと考えます。青年会議所の組織運営は単年度制であり、構成される理事役員や委員会組織は毎年変わります。与えられた時間の中で、自己の成長の成果は、自分自身が修練を重ねるか、また同じ委員会の会員との友情を深め、同じ目的を持ち運動に取り組めるかにより、変わっていきます。 現在、川西青年会議所は入会3年未満の会員が半数を占め、青年会議所の理念や、意義をしっかり理解し運動に邁進してほしいと考えます。厳しさと努力の先にある自己成長を皆に感じてもらうために、一人ひとりが、リーダーとして自覚と責任をもてるよう、会員研修に力を入れていきます。礼節があり、規律ある、当たり前のことがしっかりできる人材を育成いたします。
私は明るい豊かな社会の実現に向けての青年会議所運動は、まちのため、青少年の育成のためと様々な修練を重ねた結果、自己の成長につながるものだと考えます。川西青年会議所設立以来、まちの未来のために、一人ひとりの責任ある行動が積み重なってきたからこそ、現在の川西青年会議所があると私は確信しております。
組織運営について
青年会議所は明るい豊かな社会への実現のために、日々運動を行っておりますが、大きな事業、例会を行う上で、組織という枠組みは必要不可欠です。盤石な組織を運営するためには、まずは会員が共通の目的をもち運動することです。そして、会員同士が協力する意思をもつことです。さらにLOMが円滑なコミュニケーションが取れることです。ルールや行動規範を徹底できるよう会員が定期的に発信し、組織に浸透させ、組織としての価値を高めていくために、LOM内外を問わず積極的かつ迅速に情報を共有、発信することが非常に重要です。また、大切な家族と交流を図り、会員との絆をさらに深めるために、家族間交流をいたします。組織を運営するにあたり、会員同士相手のことを考え、互いに尊重し、組織としての在り方を今一度再確認し日々の運動に臨むことでLOMが発展し、魅力ある人材が増え、地域の発展と活性化につながる鍵となるのです。
結びに
我々は先輩諸兄が築き上げてこられた、この一般社団法人川西青年会議所の歴史と伝統を継承させていただきます。組織とは継続し、地域に必要とされなければ存在意義がありません。そして、運動に邁進する会員は不安も抱えながら、将来のこと、家族のこと、仕事のこと、自らが暮らす地域のことを考えながらも、自己成長しながら、次代のリーダーへと育っていくのです。
そして青年会議所運動を行えるのも、多くの方々の支えがあるからこそ、運動を行えています。関わるすべての方々に感謝の気持ちを忘れず、青年会議所で得られる多くの学びやご縁を大切にしていかなければなりません。そして、無難で達成しやすい道を選ぶのではなく、明るい豊かな社会を実現するために、現実から目を背けることなく、強い信念と確固たる決意をもって、豊かな未来へと続く道を指し示すリーダーであれ!
【事業方針】
・地域一体で取り組むまちの魅力の発信
・挑戦する心を大事にする青少年の育成
・33%拡大へのサイクル化の構築
・自己の成長を基軸とした会員研修
・笑顔と規律が調和する組織運営
・地域の活性化につながる組織運営
・志高い事業への挑戦
一般社団法人 川西青年会議所 / 〒666-0011 川西市出在家町1番8号 川西市商工会館内 TEL.072-759-6959 FAX.072-759-0920